今日は、日本にも進出してほしいと願ってやまない、ドネーションストア「グッドウィル」について書きたいと思います。

グッドウィル（お店）では、集められた寄付品を販売しています。1902年にボストンで創立された非営利団体グッドウィル・インダストリーズの各組織が運営する実店舗で、その売上金は、障害者や公的扶助を受けている人たちの職業訓練資金などに充てられます。この取り組みは、現在アメリカ・カナダ以外にも12か国に広がっています。

創設者のエドガー・ヘルムズはグッドウィルの哲学を"a chance, not a charity"「チャリティーではなく機会を」と掲げています。

そんなこととは（最近まで）知らず、アメリカに来てからお義母さんにおすすめのお店として教えてもらい、しばしば行くようになりました。様々な商品がありますが、基本的には洋服を買う目的で行きます。

私は貧乏性なのか無頓着なのか、あまり自分で洋服を買いません。今ある服のほとんどは、旦那さんが買ってきた服か、もしくは長年着まわしているものばかり。自分で買うとなると、「いま必要か、果たして何回も着るか、自分に似合うか、他の服で間に合っていないか」などいろいろ考えはじめてしまい、体力の消耗をかなり感じてしまうのが、足の遠のく一つの要因です。

そんな私でも、楽しみながら洋服を買えるお店がグッドウィルです。いかに掘り出し物を見つけるか、と楽しみ方の角度は違いますが、結果オーライ。

この間ジーンズのジッパーが壊れて使えなくなったので、ジーンズを求めてグッドウィルストアに行きました。結果、予定していた以上にセーター・スカート・ワンピース・インナー・ジーンズ等合わせて7点を40ドルで購入しました。いずれも、Banana Republic・J CREWなどの品物で、恐らく1・2度しか着ていないのだろうなと思う洋服が1着当たり6ドル弱で買えました。サウスカロライナに行ったときにもグッドウィルに立ち寄ったのですが、かなりきれいな状態のマーモットのスキーパンツを5ドルで購入しました。アメリカの寛大なドネーションに、慄くばかりです。

日本にもいらなくなったものを気軽にオークションできるサイトなどありますが、完全寄付品で成り立っているお店（サイト）は私が知る限りですがない気がします。アメリカに引っ越しする際、まだ使えそうな家具や洋服をリサイクル業者や格安廃品回収業者で見積もりを取ってもらいましたが、結局引き取ってもらえず、もったいないなぁと思いながら粗大ごみに出しました。グッドウィルみたいなところがあれば、助かったなぁ、と思います。

グッドウィルには、ネットストアもあります。気になる方は是非。もちろんドネーションも出来ます。

今日のボストンは17度。

購入したスノーブーツの出番がほぼありませんが、それでもスキーシーズンは続いています。前回はIKON Passが利用できるスキー場について書きましたが、今回はこれからスキーを始めたいと思っている方にお勧めのスキー場をご紹介したいと思います。それは、ボストンからもアクセスの良い、ウォータービル・バレー・リゾート（Waterville Valley Resort）です。

「スキーを始めたいけど・・」と、思いとどまってしまう理由の一つに、スキーレンタル・レッスン・リフト代など価格の高さが挙げられるのかと思います。私自身も、それが理由で最初の一歩を踏み出すのになかなか決心がいりました。

ウォータービル・バレー・リゾートは金銭面において比較的障壁が低いリゾートです。スキー一式レンタル（ウェアを除く）・2時間のグループレッスン・1日リフトチケットを含んで破格の87ドル（事前オンライン予約の場合）です。近くのLoon Mountainで同じことをしようとすると220ドルかかります。またコロラドやユタ州に行くと500ドルは軽く超えてしまう内容です。

なぜここまで良心的な価格で提供できるのかは謎ですが、実際に体験した友人はレッスン、レンタルともにとても満足できるものだったと言っていました。

ボストン市内からは車で約2時間。広さ265エーカーで、1日あれば堪能できます。以下はスキーリゾートの簡単な情報です。

コース数；62
最長コース；1.9マイル
初級　15％　・中級　57％・上級　25％・エキスパート　3％

レッスン案内：Lessons — Waterville Valley Resort

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MBAに通う生徒のパートナー特典として、授業の聴講、学校設備利用、クラブ参加、その他学校主催のイベントに無料で参加することが出来ます。毎週大小問わず、様々な催事がキャンパスで執り行われています。

その中にはクリスチャン主催のイベントなどもあり、先日はじめてクリスチャン・フェローシップクラブが主催する夕食会に参加してきました。

RSVPの「夕食会」だったので、格式ばった感じだったらどうしようと行くまでドキドキしていたのですが、実際は小さなラウンジでビュッフェ形式の夕食を自由につまみながらゲストスピーカーを囲み話を聞くという形で行われ、居心地よかったです。

この日のゲストスピーカーはBJ Hess、アメリカ・フォーチュン500企業のアロー・エレクトリクスを2004年に退職されるまでの間に、グローバルオペレーションSVPとして60を超える企業の買収をしてきた方です。

トークテーマは、信仰・家族・キャリアについて。彼女のクリスチャンとしての姿勢を、会社や家庭で起こった衝撃的な過去の出来事などを交えながら、1時間ほどにわたりスピーチされました。今回の夕食会でのスピーチの様子ではないですが、彼女のスピーチ動画があったのでこちらに載せておきます。

話の後は自由に質問ができました。家族と仕事の両立について、女性マネジメント、昇給について、モラルに反する出来事が会社内で起こった時の対応についてなど質問が上がりました。ここで回答の詳細は書きませんが「Integrity」を体現したような素敵なメンターでした。以下はBJが毎日読んでいると言っていた聖書個所です。

朝にはあなたの恵みを聞かせてください。
私はあなたに信頼していますから。
行くべき道を知らせてください。
私のたましいはあなたを仰いでいますから。
（詩篇143：8　新改訳）

このような夕食会はもちろんクリスチャンでなくても気兼ねなく参加できます。

イベント以外にも、スモールグループと呼ばれるクリスチャンの雑談会のようなものがあります。そちらの様子等についても、また別途どこかで書いていきたいと思います。

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