California Life ~CPAを目指して~

カリフォルニア生活、CPA進捗、クリスチャンについて気の向くままに綴ります。

【ボストン】郊外観光@ウォールデン湖

週末、ボストン市内から車で30分ほどのところにあるウォールデン湖(Walden Pond)に行ってきました。ハイキング欠乏症が悪化したのを見かねてか、旦那さんがここに行ってみようと提案してくれた湖畔のトレイル。久しぶりに自然の中をゆっくり散策しエネルギーを再チャージすることが出来ました。



ウォールデン湖の周りは約3キロ。ゆっくり歩いても1時間程度で回れる大きさです。湖の西端には、小さな池(英語では「Meadow:草地」とあったけど完全に池)があり、野生のビーバーが生息しています。この日は好天で、池の表面の氷が一部解け始めており、風が水面に吹くたびに氷がキシキシと鳴るのがとても神秘的でした。


冬は写真の通り湖面に氷が張ります。春は緑、夏は遊泳も出来、秋には紅葉と四季折々に景色が変化するそうです。また、ヘンリー・ソローという有名な作家(思想家)が2年ほど自給自足の生活をした場所としても有名だそうで、彼が住んでいた旧家の跡もありました。


「高校生の時にソローがここで書いた「ウォールデン 森の生活」(1854年出版)を学校で読んだんだ」と、旦那さんは興味津々に史跡を見学していました。


「ヘンリーソロー、聞いたことがない。アメリカでは有名なの?」ときいたら
「Transcendentalismの生みの親だよ!!」と。


トランセンデンタリズム??と言われても・・。なんとも舌を噛みそうなワードです。


日本語では「超絶主義」というそうで、以下の説明を読んでみましたが、さっぱり理解できず。


”人間の内面の神聖さや、神、自然との交流、個人の無限の可能性など、人間の明るい側面を主張し、日常的経験を「超絶」した直感による真理の把握を訴えた。”


こんな内容を高校生で学ぶのか・・。


ユーチューブに比較的わかりやすく説明している動画があり、そちらを参考に簡単にかいつまんで書くと、


・自然=神
・人=自然が生み出したものの一部
・すなわち、人=神(もしくは神聖)
・神が自分の内にいるのであれば、自分の中にある「直観」(モラル)に従えばすべて丸く収まる。聖典などは必要はない。


とのこと。なかなか尖ってますね。


トレイル散策後は、コンコードの中心地に移動し遅めのお昼を食べ帰宅しました。


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